
インプラントの今後
インプラント治療方法が少しでも前進を続けるために常に研究は行われているのですが、今後の課題として、人工骨に用いる金属などの素材に、新たなる可能性を探していくことも必要と言えるでしょう。
今では様々な人の細胞を用いたバイオテクノロジーも急激な進化をしているので、もしかすると欠損、破壊した自分の歯からクローン技術で再度、天然歯の再生も可能になるかもしれません。
と言ってもそのような再生した歯牙をまた入れればいいと言うわけにも行かないのが人体の難しいところで、その周辺の組織も含めた移植となるのでしょう。仮にそういった天然歯牙と周辺組織が本人の組織から再生が可能になれば、もう今までの補綴学は根底から別の道への進化をたどることにも成るのでしょう。
それこそ高齢化社会を向かえた日本の生活様式で、永遠に自分の歯でモノを噛めることは、食生活への不安を取り除くだけでなく、高齢化した人体の若返りへの第一歩になるかもしれません。
そう考えると、インプラント技術は、人体を総合的に見た、歯科医学という範囲から、医学そのものと結合された、医学界の大きな変革にもつながる存在になることでしょう。
